色んな業者からUTMの営業を受けてるんだけど、本当に必要なのかな？セキュリティの重要性は分かってるんだけど、ソフトとかでの対策じゃダメなの？

この記事ではUTMの必要性について解説しています。

個人情報保護が強化されてる昨今、本当に必要なのか？セキュリティソフトでの対策で十分なのでは？こういった疑問を解決できる記事となっています。

UTMは必要ない？

様々なインターネットウイルスが流行している昨今では、セキュリティ対策は必須と言えます。

ただ、どこまで対策をすれば良いのか？どこまで費用をかけるべきなのか？分からない方が多いと思います。

UTMに関しては安い費用で導入できるものではないです。

費用対効果を考慮しつつ検討していきましょう。

UTMが必要ないと言われる理由

UTMか必要ないと言われる要因として、セキュリティソフトだけで対策は十分だと考えられる方もいます。

確かにセキュリティソフトの性能も年々向上しています。

ですが個人と違い、個人情報などを取り扱う企業にとっては、十分な対策とは言えないのが現状です。

セキュリティソフトの場合、パソコン内部にウイルスが侵入した場合に検知する為、ウイルスのネットワーク内への侵入を許してしまうことになります。

更にパソコンが起動していないときは当然、セキュリティソフトも機能しません。企業のネットワークはパソコンだけでなく、サーバや複合機など様々な機器が接続されていますし、インターネットを利用して通信を行っているケースが多いです。

対してUTMの場合は、ルーターの直下に設置しますので、インターネットの入り口にセキュリティの監視員がいるイメージです。

必要なデータ、悪意のあるデータなどを監視し、必要に応じてブロックもしてくれます。

セキュリティソフトと違い、電源が入っている限り24時間365日守ってくれます。

インターネットの入り口でのセキュリティとパソコン内部のセキュリティ、両方対策を取るのが個人情報を取り扱う企業にとって最適解なのではないかと思います。

UTMを導入するメリット

UTMを導入するメリットととして、先にも記載したように、インターネットの入り口にセキュリティを効かせますので、送られてくるデータ、送るデータ共にセキュリティが有効となります。

企業のセキュリティ対策として有効的で、セキュリティ対策だけでなく、業務に無関係なサイトの閲覧をブロックしたりもできるので、従業員の私的なインターネット利用を防ぐこともできます。

ほとんどのUTMはログの確認ができますので、抑止にもつながると思います。

UTMには様々な機能がありますので、有効活用していきましょう。

UTMを導入している企業の割合

日経xTECHが2018年５月～６月にかけて1,010人に対して行った調査によると、いわゆるセキュリティ対策製品である境界防御製品の利用率は70.6%で、UTM/ファイアウォール製品の利用率は全体の45.8％という結果が出ています。

2018年時点で5割弱の利用率ですので、近年のウイルス被害などを考慮すると利用率は現時点ですと、もっと高い数値になっていると思われます

出典： 首位はフォーティネットとヤマハ、UTM/ルーター部門の利用度｜日経xTECH

おすすめのUTM

クラウド型UTMがおすすめ

UTMの導入を検討しているのであれば、クラウド型のUTMをおすすめします。

おすすめする理由として、UTM自体の設置の工事が必要ないこと(アプリのダウンロードが必要)、クラウド型なので、自社のネットワーク以外の環境でもセキュリティが有効なこと(在宅、別拠点、外出先でも有効)、必要なときに必要なPC台数分でのお申し込みができるので費用を抑えることができる、などがあげられます。

従来型のUTMの場合、UTMを設置する為の工事が必要で、セキュリティの機能範囲も設置されているネットワークだけに限られます（外出先などではUTMのセキュリティ機能がありません）。

金額に関しても、リース契約のケースが多く、設置工事費なども含めると高額になることが多いです。

どこでもUTMをおすすめする理由

どこでもUTMは「パソコン1台から導入可能」といった業界最安クラスのクラウド型UTMです。価格設定として、1台目は月々３，９６０円（税込）、2台目以降は月々１，２１０円（税込）からご利用いただけます。

・社外へのパソコン持ち出し時やテレワーク時のセキュリティに不安な方

・各拠点ごとのセキュリティ対策を低コストで行いたい方

・小規模オフィスでセキュリティ対策への高額投資を行いたくない方

こういった悩みを抱えてる方であれば、おすすめです。

まとめ

今回、UTMは必要性について記事を作成しました。

結論、企業で個人情報を取り扱うのであればUTMは導入した方がいいです。

ただ、業者からの提案なども含め、費用が高額で躊躇ってしまうというのであれば、どこでもUTMを選択すると良いと思います。

クラウド型で費用もリースではない為、パソコンの台数に応じた適切な金額で導入することが可能です。

この記事が、費用を抑えながら社内のセキュリティレベルをあげたい、社内のPCをしっかり管理していきたいという企業のご検討材料に少しでもなれれば幸いです。